横断歩道で2人はすれ違う。

僅かな間交差する互いの過去。


 

 
 

すれ違った後は何事もなかったかのようにそれぞれの未来へ歩いてゆく。

束の間でも確かに愛情は存在していたのにお互いもう二度と振り返らない。

 
 
 

おかえり。

2003年11月30日


昨日から日記が家出。
 
 

『アクセス集中、あるいはなんらかの原因で接続できません。
しばらくお待ちいただいてから再度お試し下さい。』
 
 
 

何度トライしてもこの表示。 
 
バックアップ機能があるにも関わらずそれを取って無かった私は

このままデータが飛んじゃったらどうしようと焦るばかりで。

 
 


・・・こんな気持ち、前も経験した気がする。
 
 
 
 

携帯水没でメモリが吹っ飛んだとき。
 
好きだったサイトが突然閉鎖したとき。
 
メール友達から返信が来なくなったとき。
 
 
 
 
 
 

簡単に手に入るものは失うのもまた簡単で。
 
 
 

 

そうして失ってみて初めて、

「それを取り戻すことに対してまるで無力である自分」に気付く。

 
 
 
 
 
だめだなあ。


 
 
 
 
君の存在はもう私にとって歯みがきみたいに当たり前なんです。

『当たり前だと思ってんなヨ』

って、君なりの反抗の形が今回のコレなのかもしれないけど。 
 
 

 
 
 

帰ってきてくれてありがと。

これからもよろしく。


  

      
          
 
 
 
「1月2日に集まるから帰って来い」というメールが。


 

 
 
 
・・・ひえ。 


実に10年ぶりの再会、な子もいるはず。
 

  
 
 
 


体育館のあのにおいは今も変わりないんだろうか。 

 
 
 
 

 

うし。
  

ひとまずフリースローの練習しなきゃ。
 
 
 
  

ここだけの話。

2003年11月27日
 


 
銀座中のクリスマスツリーのオーナメント泥棒計画中。

 


 


手始めにウチの会社のビルのロビー隅にちょこんと立ってる

クリスマスツリー(高さ約150CM)から狙ってみることに。

 
 
 
 
 
 


「ちょっと。何やってんの。触んないで、それ。」
 
 

 
 
 
 

 


・・・・早速警備員さんに見つかり逃亡。


 


 
 

 

最終標的はソニービル前の

巨大クリスマスツリー(高さ約12M)のオーナメントなんですけど。
 
 
 
 

 
 
 
  

 
前途多難。 


  

  

              
         

乾杯。

2003年11月26日
  
 
 
 1月 :102.6%
 2月 :101.7%
 3月 :100.2%
 4月 :102.4%
 5月 :105.0%
 6月 :101.5%
 7月 :111.6%
 8月 :113.2%
 9月 :119.4%
10月  :104.3%
11月  :101.3%


 
  
 

ふー。
 
 
 

 
 

何のこっちゃない、数字なんですけど。
これは私の今期の成績です。


予算(ノルマ)に対しての売上実績。予算比。
今年は今までのところ予算全月達成。
  

12月の実績はまだでていないけれど、
11月実績が出た今日の時点で通年予算も達成が確定。
 
 

 
 
 
年間売上予算2億6千万達成。
 
 
 

 
  
何のこっちゃない、数字なんですけど。

この数字を出すために私は今年一年、
泣き、笑い、苦しみました。
 
 
 


何のこっちゃない、数字なんですけど。

今年始まってから、ずっとずっと。
今日まで毎日コイツと闘ってました。
 
 

 
 
 
 

何のこっちゃない、数字なんですけど。

  
 
 
 


この日記にどれだけ書き記しても書き記し尽くすことができない、
会社でのあんなことやこんなこと。 
 
 
 

   
  
その集大成がこの数字。すべて。
 
 
 
 
 
 


  
来週からはもう来期の売上を意識した営業活動が始まる。

この1年の成績は呆気なくオールリセット。

来期は当然今年の予算以上に重い数字が圧し掛かる。
 
 
  


 
  

  
・・・この潔い残酷さがなんとも。
 
  
 
  


 
 
 
 

まあ、いいじゃんいいじゃん。

取りあえず今日は飲ませてよ。  


 

 
 
 

乾杯。

 
 
 
 

         
 


小難しいコト一切不要。

理論武装など通用しない。
 
 
 
 
 

視覚と味覚と聴覚と嗅覚と触覚で一々納得させて。

直感、運命、第六感の類なら胡散臭くて強引であればある程可。
 


 

       
 
 
 

「上司に恵まれなかったら」

オー人事、オー人事。
 
 

 
ダイヤルしようかな。
 
 
 
 
 
 


 
 
・・・・なんて。
 


ライバル会社の宣伝やってる場合じゃない、か。


 
 

     

2分間のアリバイ。

2003年11月18日
 
 
 
車掌は事務的に新宿駅到着を告げた。 
 
女はアナウンスが終わるのを待ってから

鳴っている携帯の通話ボタンを押した。
 
 
  
 
 

 
  
 
 

 
 
 
「今ね、中野駅に着いたよ。もうすぐそっち着くから、待ってて。」
 
 
 
 
 
  
 
 

 
 

 
 
  
 
その瞬間、私を含む車内の人間は「共犯者」になった。
 
 
 
 
 
  
 
        
 


待ち時間を潰したくて楽器屋へ。


 
 

時期が時期なだけに店内のBGMはクリスマスソング。
 
時期が時期なだけに店内のスコアもクリスマスソング。
 
 
  
 

 
 
ぱらぱらと楽譜をめくる。
 
 
  
 
 


  
ジングルベルも。
 
清しこの夜も。

ホワイトクリスマスも。

HAPPY X’MASも。
 
赤鼻のトナカイも。
 
マライヤキャリーも。ワム!も。ドリカムも。山下達郎も。

 
 
 
 
 
みんなみんな、それぞれにイイけど。

私が弾きたい曲はそこにはなくて。
 
 
 
 
 
 
 
店内を歩くと小さなピアノに目が止まった。

そっと鍵盤の上に指を置く。

 
 
 
 
 
  

弾き始める直前、コンマ1秒。
 
張り詰める緊張。

 

 
 
 
 
 
 
  
 
 
・・・・ああこの一瞬が私、とても好きだった。 
 
 
 
 
 

 


 
 
 

  
曲の出だしは迷わない。

私の揺るぎないフェイバリット。
 
 
 
  
 
 
 
 
 
坂本龍一「戦場のメリークリスマス」


 
 
 
 
 
 
 
 
 
原曲のままに。


 
 
 
                     

花束。

2003年11月14日
 

 
晴海通りを真直ぐ

高架下をくぐって有楽町マリオンへ続く横断歩道。
 

 
 
 
 
  
  
そこで信号待ちをしたならば。

  
 
 

 
  
    
ガードレールの脇にひっそりと

束ねられている花を見ることができるでしょう。

  
 
 

 
  
 
時にはガーベラだったり。

時にはフリージアだったり。

時にはかすみ草だったり。

時にはひまわりだったり。


  

 
 
 
  
いつも。

いつ見ても。

新鮮で綺麗な花。

いつから、なのか。

あまりよく覚えていない。

覚えていないほど、長い間ずっと。


  


 
 
 
 
 
 
 
 
どんな人なんだろう。

この花を贈る人は。
  
 
 
 
 

どんな人なんだろう。

この花を贈られる人は。
 

 
 
 
  
・・・或いは。

『どんな人だった』んだろう。

  

 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 

いつも、いつも。

晴れていても。

曇っていても。

雨が降っていても。
 

 
 
  
   
 
   
春の日も。

夏の日も。

秋の日も。

そしてこれから始まる冬の日も。


 
 
 
 
 
 
 
いつも、いつも。

花は美しいままひっそりと其処に。


 
 
 
 
 
 
 
 
出会うことができるなら私は。

貴方に花を贈りたい。
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 

  
こんなに長い間。

こんなに悲しく美しい花を贈り続けている貴方へ。
      
 
 
 
       
  
      

両思い。

2003年11月13日コメント (1)
 


スタッフさん88名もいると、

中には仲良しスタッフさんもいたり。
 
 
 
 

 
話すととてもほんわかするひとがいるのです。
 
 
 
 
 

 
「ひゃっかさん、私、こないだ有休取ってNYに行ってきたんです」

「えー!いいですねえ!!」

「でね、これ。おみやげ。」


 
 
 
 
  
手渡されたのはHERSHEY’SのCOOKIES’N’CREME。

バラのやつ。

一コ。
 
 
 
 
 
  

スタッフさん、ふわふわと笑ってる。

  
 

 
 
 
 
・・・・。

あはは。

このひとのこういうところが、本当にすき。

 
 

 
 
 
  
「ありがとうございます。私これ、大好きなんですよ。」

その小さなおみやげを鼻に近づけて、

「・・・NYのにおいがする。」
 
と私。

  
 


 
スタッフさん、またふわふわと笑う。

  

 

  
 
「ふふ。ひゃっかさん、やっぱりいいですねえ。」

 


 
 
 
 
  
 
ふふ。
 
 
ふわふわ。両思い。

  

 
 
      

癒し系。

2003年11月11日
  
月曜から飲むのだけは止めよう。
 
と思っても飲んじゃうのは何故。

 
 


今日の飲みは支社長with4人の女営業。てな構成。
 
 


 
普段あんなことやこんなことで、

色々とお忙しい支社長を労おう。という趣旨。

 
 

 

しばしキャバ状態を御堪能あれ。

・・・・若干、場末のキャバ気味だけど。
 
 
 
 


 
 
A「私今日、担当者から癒し系だよねって言われたんですぅ」

支社長「お前が癒し系?や、それはないだろ」

B「じゃ、この中で誰が一番癒し系ですか?」

C「このメンバーじゃ、私がイチバンですよねっ?」

支社長「うーん。ひゃっか、かな。」
 
 


 
うふっ。
 
 
 


女達、すかさずブーイング。
 
 


 
 
支社長「んで、一番腹黒いのもひゃっか。

こういう時、何も言わずにいるあたりがすげえ腹黒い。」
 
 
 
 

 
 
ぐはっ。


 
 

・・・・さすが。年の功。
 
 

       

第35回日展。

2003年11月9日
 


テーマは「1000円で感受性を取り戻せ」。
 

 
 
 

 

以下、MY INSPIRATION列挙。
 
 
 
  

『虞美人草、散る』

『赫い薔薇』
 
『時(同題作あったような。田村紀美枝さん作)』

『夾竹桃』
 
 
 
 
 
 
 
  
友人のINSPIRATIONも以下列挙。

 
 
 
  
『雨後(特選)』
 
『水無月(これも確か同題作あった。青い絵のほう)』

『黄韻』
 
『花の詩』

 


いずれも日本画。

 

   
 
他にも洋画・書・彫刻・工芸美術・・・。
 
気づけば日展だけで3時間半。
 
レンブラントまで辿り着かず。残念。
 
 
 
 
 
 
とりあえず目は満腹。
 
が、2人の腹は空腹。 

 


 
 
都立美術館を後にして上野駅近くの蕎麦屋へ。
 
 
 
 
 
蕎麦をすすりながら互いに自分の好みの絵(上記)を挙げていくと、

それぞれ絵に対する「好き系統」の違いが明らかに。
 
 

 
 
  
よく知った相手の未知なる側面。オモシロイ。 
 
  
 
 
 
 
 

 
あ、忘れてた。
 
唯一『存在』で共鳴したか。

 
 
 
  
 

・・・・オススメです。日展。

 
                 

             

販促技。

2003年11月7日
 


 
作家を目指す君にひとことアドバイス。
 
 
 
 
 
 
 


ペンネームは村上雅俊とか村上雄二とかにしなさい。


村上春樹と村上龍の間に挟まれて置かれるから。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
健闘を祈る。


 
 
  
 
 
     

不自由な私。

2003年11月6日
 
 
 
 
自由だとか不自由だとか。
 
 
 


そんなこと意識したことも口にしたこともない、

「自由」という概念すら持たないままに生きている人こそ自由。

 

      

 
 
    

築地ラヴ。

2003年11月5日
 

 
 
 
 

 
外回り中、歩いていると歩道のど真ん中に魚の頭発見。


 
 
 
 
  
 
 
  
 
 
 
 
ええっと。

もう一度書いていいですか。

  
  
 
 
 
 
  

 
 
 
本日外回り中、歩いていると歩道のど真ん中に魚の頭発見。
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 

 
 
  
しつこいようですがもう一度。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
   

 
 

本日外回り中、歩いていると歩道のど真ん中に「魚の頭」発見。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・。
 
 
ありえないから。


 
 
 

  


魚だから「頭」と呼ぶものの、ぶっちゃけお魚さんの「頭とお目々とお口」。
  
いわば「顔」ですよ、「顔」。
  

 
 
  
人間だったら生首がごろんと道端に落ちているようなもの。 
 
しかも本来道を歩くはずのない魚。 
 

    

 
 

 
市場の業者さんの落し物かな?えへ☆
  
交番に届けたほうがよかったかな?えへ☆
 
 

 
 
  

 
 


 
 
  
繰り返すが「道端に魚の頭」。

 
  
 

 


  
 
 
 
 
  
・・・や、ほんとありえないから。

 
 
 
  
 
 
 


 
  
  

非日常的な光景をありがとう。
  
築地ラヴ。
  
 

         

宣言。

2003年11月4日


『ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン』
  
 
 
 


そんな歌が流行ってしまうユルイ時代に、

敢えて「ナンバーワン宣言」。
 
 
 
 
 
 
  
「勝ち」を取りに行かない奴は黙って見てな。

なんとなくやって勝っちゃった、てな「勝ち」には興味無い。 
 

  

 
 

 
言葉にすると意味がないことがあるように、

言葉にしないと意味がないことだってあるのよ。
 
   

二子玉川にて。

2003年11月3日


BBQ解散後、女子のみで小会議。


 
   
 
A「コンサルとか弁護士とか医者とか、出会わないもんかなあ。」
  

B「私は昔から男はクリエイティブ系。ライターとか画家とか。ひゃっかは?」
  
 
私「あたし?そだなあ、最近は工事現場の男にそそられる。」

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
・・・友よ。

何故、そこで引くんだ。
  
 
 
 
 
       

東京駅にて。

2003年11月2日


JR東京駅構内のカフェにてお茶。


 
 

帰宅するつもりで改札をくぐった後の「急な心変わり」だったから

別の店に移動することもできなくて、

結果的に「学生時代のファミレス」ばりに長居。
 
 

 
 
16時30分入店、22時15分退店。

滞在時間5時間45分。

 
 
 
 
その間、私達はお互いを笑ったり怒ったり呆れたりした。

途中店内でグラスが割れる音を二回ほど聞いたりもした。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

JR東京駅は、もしかしたら数多く存在するJRの駅の中でも

『最も人が涙を流した駅』なのかもしれない。
 
 
 

 
 
 
 
 

 
 
 

例えその涙が「出会いの涙」でもなく「別れの涙」でもない、としても。

 
 
 
 
         

怒。

2003年10月30日

「ひゃっかーお前さ、例のクライアントへの提案いつだっけ?来週?

そんときはパンツスーツじゃなくて、スカートはけよスカート。短いやつ。」
 

 

BY 上司。


 
 
 
 
  
 
 

 
・・・・・・・・。
  
  


  
  
ああ、こういう会社が減れば。

私達もっと、いい仕事できるっつーの。怒


 
 
 
       

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