本の眠る本棚。
2004年1月16日「号泣する準備はできていた」
を、読む準備はできていた。
・・・・・・・読む準備、だけは。
・・・・・・・・・・・・・・。
「買うだけ買って読んでない本」のなんと多いことか。
江國さんをはじめ私の本棚に並ぶ作家の皆様、ごめんなさい。
下宿キダよ、永遠に。?。
2004年1月12日大学時代の下宿仲間とは卒業後も年一回ペースで会うことを決めていて。
この日記によると、前回会ったのは2002年の秋。
今回はこの連休を利用して金沢に一堂集結。
1泊2日の小旅行。
東京組の私は金曜の夜会社から帰宅して30分で荷物をまとめ、
23時40分新宿発金沢行きの夜行バスに乗車。
到着したのは土曜の朝7時。
バスを降りた瞬間、余りの寒さに眠気も覚めた。
でも空気は澄んでいて空は綺麗。
寒い時期に寒いところに行くのは嫌いじゃない。
その後は時間差で続々と集合。
・・・旅日記は本腰入れると膨大量になりそうなので単語列挙。
・兼六園
・近江町市場
・ひがし茶屋街
・忍者屋敷
・香林坊
・冶部煮
・豆板
・垣穂
・蟹
・加賀鳶
・天狗舞
・黒帯
・千取川
・友禅
・九谷焼
土地を楽しみ、空気を楽しみ、景色を楽しみ、風情を楽しみ、名産品を楽しみ、食を楽しみ、酒を楽しみ、その土地の人との会話を楽しみ。
ハプニングもあったりしたけどそこはそれ。
ハプニングやトラブルを笑いのネタに変えることを学んだのは
この人達からだ、そういえば。
そんなわけで旅を楽しみつつ恒例の近況報告会。
一人は山口で高校教師、一人は私と同じく東京で会社勤め、
そしてもう一人は今もまだ大阪で下宿生活をしながら博士に進んでいる。
今や唯一の大学&下宿関連の情報源である博士院生の彼女の話によると「下宿キダ」は遂に今年なくなってしまうらしい。
大家である木田さんが改築したいらしく、近いうちに私らが住んでいたアパート部分を取り壊すのだそう。
それを聞いて皆無言。
確かにいつそうなってもおかしくない位の築年数だったけれど。
床は歩くたびにギシギシ鳴って、板が抜けそうだったけど。
お風呂は赤いマーク(お湯)の蛇口からお湯ではなく水が出たりしたけど。
ってか最悪のときには水すらも出なくなったりしたけど。
・・・けど。
やっぱり大学時代の4年間を過ごしたあの場所が、
完全に思い出の中だけの存在になるのは淋しい。
月日は流れる。確実に。平等に。
私にも、目の前の彼女らにも、下宿キダにも。
沈黙のあと。
次会うのは何処にしようか、と誰かが言った。
次会う時はうちらどうなってんやろな、と誰かが言った。
一年後。
どうなってんやろうな、私たち。
兄、誕生日。
2004年1月6日その皺をよく見せて。
・・・って、そんな年じゃないか。失礼失礼。
九九を教えてくれたのも、
アルファベットを教えてくれたのも、
秘密基地の作り方を教えてくれたのも、
Cコードの押さえ方を教えてくれたのも、
ボウイやガンズやエアロを教えてくれたのも、
VDに本命チョコを平気で妹に食わすような心無い男がいることを教えてくれたのも、
「おいしかったよ、チョコ。ありがと。」なんつって平気で笑顔で嘘をつくような男がいることを教えてくれたのも、
貴方でした。
ブラコンでは決して無い、と断言できるけど。
統計的に「好きになる男はギター弾きが多い」というこの事実が
妙に悔しいのは他でもない貴方と貴方の父親のせいだ。
ま、オヤジにならぬよう注意せよ。
28歳、おめでとう。
日記初め。
2004年1月4日新年明けましておめでとうございます。
昨夜遅くに帰省から戻ってきました。
大阪では大学時代の友達、バイト仲間、
福岡では家族はもちろん、幼なじみ、中学時代のバスケ部仲間、
高校時代の同級生と会うことができまして。
ここ1週間は東京生活で使うアンテナとは別のアンテナがフル稼動。
会う人会う人に目から鱗をはがされまくり。
あー、地元って面白い。
濃い人間ばっかりだ。
そんなわけですっかり向こうの人達に圧倒されてきて、
今現在東京にいるわけですが。
・・・負けてらんない。っすね。
「東京に来たことで得たものと失ったもの」を見逃さずに受け入れつつ、
「今日も東京で生きること」をめいっぱい楽しんで。
2004年、良い年にしたいと思います。
今年も宜しくお願いします。
良いお年を。
2003年12月29日大阪の大学時代の友達らで共有している(かれこれ数ヶ月無更新状態の)
腐りかけのWEB掲示板に書き込み。
『突然ですが明日大阪行きます。年末暇って人は遊んでやってください。』
送信。
・・・相変わらず計画性の無い私。
****************:
さてさて。
今日の日記が今年最後の日記になりそうです。
明日は大阪、そのあと実家福岡へ。
今年の宿題は今年のうちに。
来年の宿題についてはまた後ほどに。
とにもかくにも2004年を貴方と御一緒できる幸せを噛み締めつつ。
しばしの別れ。
良いお年を。
さあ、大事なひとへ。
2003年12月24日日付も変わって24日。
いつも独走状態の「百花繚乱」、でも今日の日記は
お気に入り登録してくださっている皆さんに。
・・・と思ってたんです。
が。
すみません。皆さま宛に書いたクリスマスプレゼント仕様の秘密メモ、
うっかり消してしまいました。
また書く気にはなれない・・・。
ばかばかばか。
・・・そんなわけで。
2人で過ごすひとも。
1人で過ごすひとも。
大勢で過ごすひとも。
メリークリスマス。
大事な言葉があるなら、
こんなところにこっそり書いてる場合じゃない。
さあ、大事なひとへ。
「ひゃっか☆フォーエバー2003!!」の会。
2003年12月22日本日の飲み会の主役は私。
実は今のチーム内で私だけが隣のチームに移動することになりまして。
恐れ多くも送別会なんかしてもらっちゃったりしたのです。
所詮チーム間での移動。
別に会社辞めるわけでもなし、異動するわけでもなし。
なのに送別会。
なのにプレゼント。
なのに皆からのメッセージ。
ひとつひとつに爆笑、感激。
ヤラレタ。
年末で本当に一分一秒でも惜しい、狂いそうに忙しいこの時期に、
皆が時間を割いてこの会を企画して、アシさんも後輩も先輩もリーダーも
(予定がある人もいたのに)全員参加だったことが有り難く嬉しかった。
会社って、やっぱり『同じ職場の人』重要。
仕事自体は常に山あり谷ありだったけど、
このチームのメンバーの中にいたからこそ乗り越えられたことも多かった。
お世話になりました、本当に。
・・・・上司と喧嘩ばっかしてたじゃんって?
あはは。
文字からは到底汲み取れない感情だってあるのです。
あれはね、今でこそ言えるけど。
一種の師弟愛、だったりする。
何気兼ねなく文句を言わせてくれる上司は、会社広しと言えど貴方だけ。
お世話になりました、リーダー。
母、誕生日。
2003年12月19日その皺をよく見せて。
そのシミをよく見せて。
その増えてきた白髪をよく見せて。
その窪みつつある目のふちをよく見せて。
「老いる」とはこういうことなのだ、ということをよく見せて。
決して目を逸らしたり、誤魔化したりはしないから。
侮ることなかれ。
なんといっても、私は貴女の娘。
お幸せに。
2003年12月18日「美女と野獣」なすてきなふたりへ。
愛を込めて。
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「祝婚歌」
吉野弘
二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい
絶対的幸福。
2003年12月14日徹底的に働いたあとは
徹底的に遊ぶ。
河口湖コテージにて。
少し早めのクリスマスパーティ。
●魚介とアボガドのタルタル門松風
●スパニッシュオムレツ イベリコハムの完熟フルーツ添え
●スモークサーモンとイクラのサワークリームロール
●マッシュルームと生ハムのオーブン焼き
●アスパラコンソメ煮 トマトカプレーゼツリー風
●パプリカのムース コンソメジュレ仕立て
●白身魚のカルパッチョとマッシュルームの海草サラダ添え山梨の香り
●コンソメスープ
●ビーフシチューと地鶏香草焼きグレープフルーツドレッシングで和えたベビーリーフ添え
●チーズの盛り合わせ
●バゲット
●グレープフルーツのゼリー
●クリスマスケーキ
手料理と共にサーブされるワインは7種。
デザートにはアスティ。
食後にはハーブティ。
普段は外食orコンビ二のみ、「料理はしない」を豪語する女だって
やるときゃやる。
満腹満足状態で露天風呂に浸かれば目の前には富士山。
「絶景」「絶品」「絶妙」「絶好」只今「絶賛」発売中。
ふぁいと。
2003年12月12日「ここのところちょっと残業が多くて辛いんです・・・。」
「そうですか・・最近は毎日何時くらいまでお仕事なんですか?
・・・ええ。そうですか。そうですよね、年末ですし忙しいですよね・・・」
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22時過ぎに支社に電話してきた貴方、ご存知ですか。
まだオフィスにいて電話を受けて貴方の話を1時間聞く私の
今月の残業時間は間違い無く貴方の3倍以上。ということを。
・・・くう。
そんな奴に限って「自分を持ってる人が好き」なんて言う。
2003年12月9日少数派と多数派に分かれるのを見定めてから
少数派のほうに行く君の癖は自由だけれど。
少数派の選択を「個性」と崇め奉って、
多数派を馬鹿にするのはどうかと。
「少数派と多数派に分かれるのを見定めてから多数派のほうに行く人」と、君と。
どう違うっていうの。
私には同類に見えるけど?
あれはそう、3年前。
2003年12月7日この日記をはじめたばかりの2000年12月8日、
当時大学4年生だった私はこの日記に
『終わりのない自己分析』というタイトルでこう書きました。
********************
自己分析は、就職活動が終わったら終了、
ではない。
たとえ今ビジョンが明確だとしても、
会社がそれを実現できる場所である保証はないし、
実際働いてみないとわからないことがたくさん
あるに違いない。
後ろ向きになっているのではない。
ただ、私の自己分析は、
これからもずっと続く、ということ。
********************
・・・実はこの日記のこの部分、1年前の日記でも一度引用。
自分のなかでのターニングポイントに来るたび繰り返しこの言葉を思い出してる。
つまり22歳の娘(3年前の自分)からずっと教わりつづけてるんです私。
笑っちゃうけど。
で。えーと。
今転職する気はありません。
入社して三年目、今が一番充実してる。
ただ「転職活動」は前から一度やってみたかったことで。
キャリアについて考える人達をたくさん見てきた。
今度は自分のキャリアについて考えてみたい。
そういう意味で「転職活動」開始。
入社して三年が経とうとしている今、自分の立ち位置確認の意味で。
他人については客観的に見ることができても
自分については客観的に見ることができないもの。
「自分」という商品の市場価値。
・・・この仕事してんだからある程度予想はつくけど。
一度現実を見ておいたほうがいい。
「妥協してここにいる」のか。
「選択してここにいる」のか。
後者で四年目を迎えたいから。
私の「転職活動」開始。
Congratulations on your success!?
2003年12月5日転職活動?
そんなこと説明している場合じゃありません今日は。
びっくりして。
うれしくって。
眠気もアルコールも吹っ飛んだ。
おめでとう。
はいねさんの『勘。』応援中。
これまでも。これからも。
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ちょっくら。
2003年12月4日夏によくある
「かき氷はじめました」
か、はたまた冬によくある
「おでんはじめました」
くらいのこじんまりとした感覚で。
ちょっくらいってみたいと思います。
「転職活動はじめました」