雨に濡れる女×2。
2004年6月21日6月21日、びゅうびゅう、ざあざあ。
ええ、勿論。
こんな日も外回りなわけです。
某クライアントにて顔合わせが終わった後、
スタッフさんと二人でビルを出ると外は横殴りの雨と風。
一歩踏み出すとあっという間に髪の毛ぼさぼさ、ほうき状態。
20Mくらい歩くと同じタイミングで2人の傘の骨が折れた。
「きゃああ!」叫びながらも、スタッフさんが笑う。
「うわ、コントみたいですねえ!」つられて私も叫んで笑う。
2人ともあきらめて傘を閉じた。
暴風雨のなか濡れながら笑って歩く。
なんとも懐かしいこの感覚。
確信。
ぜったい、ぜったい。
このひとも、コドモのころ台風好きだったクチだ。
それでも駅までお見送りしてお別れするとき、
ずぶぬれになっているスタッフさんを改めて見るとさすがに申し訳なくなって。
「こんなことになっちゃってすみません」と(一応)お詫び。
返ってきたのは「ひゃっかさんが謝ることないですよー」の言葉と笑顔。
余りにも屈託ない笑顔に、こちらもつられてまた笑顔。
「ひゃっかさん、これからもお仕事ですよね、頑張ってくださいね。」
とにっこり。
はっ。
やっべ、そうだった。
まだ仕事残ってたんだ・・・。
次のアポまで10分。
近くのビルのトイレで鏡チェック。
必死の建て直しを図るも、すぐにタイムアップ。
ビルを出た瞬間当然ながら再び暴風雨直撃。
・・・・ほうき頭でずぶぬれのまま、商談しました。とさ。
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