ご報告。
2004年4月1日くたばれ3月。
さあこい4月。
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オヤスミの間に気付いたこと。
私の日記は”空白こそが最も忠実に真実を語る”。
前回の日記から昨日までの「空白日記」を”読む”たびに、
狂気じみたこの数週間をまざまざと思い出しては
言葉にならない思いが込み上げてくるのでしょう。
泣いて笑って、笑って泣いて。
天国から地獄、地獄から天国へ。
感情のアップダウンの激しいこと激しいこと。
四六時中ジェットコースターに乗りっぱなし。
疲れちゃった。
ちょっと、もう、とうぶんは、見たくないや。
3月の日記は。
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それでも、ちゃんとご報告はしておきます。
『決戦』の結果。
競合5社に勝ちました。
最後の日記を書いた三日後、1000万を超える売上をモノにした。
単月1000万の売上。
年間売上1億2000万。
年間個人予算、3月にして達成。
「全社的に見てもトップクラスの大型案件」ですとさ。
しかしながら喜んでばかりもいられなくて。
別クライアントの案件が同時に動いて。
一般派遣オーダーも爆発しっぱなし。
1つ仕事を片付けたら3つ仕事が入ってくる。
3つ仕事を片付けたら5つ仕事が入ってくる。
雪だるま式に積まれていく仕事、仕事、仕事。
それからずっと大変で。
ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、大変で。
前回の日記を書いた日から今日まで、
「会社に行かなかった日」は、ない。
マジです。
ずーっと働きっぱなし。
こうなってくると「嬉しい悲鳴」も単なる「悲鳴」。
追われて、逃げて、追われて、逃げて。
逃げて、逃げて、必死で逃げても、それでもまた追いかけられる。
仕事の夢を見たのもはじめてだし、
本気でこのままじゃ倒れる、と思ったのもはじめてだった。
周りの人からの「大丈夫?」に「大丈夫」と笑って応えられなくなって。
「大丈夫?」って言われること自体が辛くなってきて。
しまいには「『大丈夫じゃない』って言ったらどうしてくれんの?
じゃあ助けてくれるわけ?」なんて。
気遣って声を掛けてくれる人にすらココロの中で毒吐く始末。
プライベート携帯の着信にも一切応答せず。
「ごめん、携帯忘れてた」
「ごめん、電源ずっと切ってて気付かなかった」
「ごめん、寝てた」
なんてメールをたらいまわしに使いまくり。
とうとう耐えられなくなって。
今月何度目かの深夜タクシーの中、1人で泣いた。
なんで私こんなに働いてんの?とか
「大事な人より仕事」な自分ってどうなの?とか。
普通25の女がこんなプレッシャーのかかる仕事やるか?とか
一度出始めると止まらない、「かわいそうな私」節(ぶし)。
一度流れ始めると止まらない、涙。
私、全然、ちっとも、まったくもって、Mじゃないんです。
痛いのは嫌、苦しいのは嫌、怒られるのは嫌、きついのは嫌。
『じゃあ、なんでそこまでやんの?』
何度も、何度も、自分に対して繰り返したこの問い。
この仕事が心底嫌になる瞬間が確かにある。
でも同時に。
「この仕事じゃなきゃダメだ」と心底思う瞬間が確かにある。
とりあえず。
1000万案件は、鳥肌モノだった。
まるでタチの悪い男に引っかかった女みたいだ。
別れたいのに別れられない。
一度あの『快楽』を味わうと止められない。
例えまた地獄のような日々がその先にあるとわかっていても。
ふーう。
やっぱり、ちょっと、とうぶんは見たくない。
3月の日記は。
・・・そして、今日の日記は。
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