ご報告。

2004年4月1日
 

くたばれ3月。

さあこい4月。
 



**********

 

オヤスミの間に気付いたこと。

私の日記は”空白こそが最も忠実に真実を語る”。

前回の日記から昨日までの「空白日記」を”読む”たびに、

狂気じみたこの数週間をまざまざと思い出しては

言葉にならない思いが込み上げてくるのでしょう。

 
 

泣いて笑って、笑って泣いて。

天国から地獄、地獄から天国へ。

 
 
 

感情のアップダウンの激しいこと激しいこと。

四六時中ジェットコースターに乗りっぱなし。

 
 
 
 

疲れちゃった。

 
 

ちょっと、もう、とうぶんは、見たくないや。

3月の日記は。

 
 
 

********************

それでも、ちゃんとご報告はしておきます。

『決戦』の結果。

競合5社に勝ちました。

最後の日記を書いた三日後、1000万を超える売上をモノにした。
 

 

単月1000万の売上。

年間売上1億2000万。
 
年間個人予算、3月にして達成。


 
 

「全社的に見てもトップクラスの大型案件」ですとさ。

 

 
しかしながら喜んでばかりもいられなくて。

別クライアントの案件が同時に動いて。

一般派遣オーダーも爆発しっぱなし。
 

1つ仕事を片付けたら3つ仕事が入ってくる。

3つ仕事を片付けたら5つ仕事が入ってくる。
 
雪だるま式に積まれていく仕事、仕事、仕事。

それからずっと大変で。

ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、大変で。

 

前回の日記を書いた日から今日まで、

「会社に行かなかった日」は、ない。

 
 
 
 
 

マジです。

ずーっと働きっぱなし。
 

 

こうなってくると「嬉しい悲鳴」も単なる「悲鳴」。

 
 
 

追われて、逃げて、追われて、逃げて。

逃げて、逃げて、必死で逃げても、それでもまた追いかけられる。
 
 
 
 
 

仕事の夢を見たのもはじめてだし、

本気でこのままじゃ倒れる、と思ったのもはじめてだった。

 
 
 

周りの人からの「大丈夫?」に「大丈夫」と笑って応えられなくなって。

「大丈夫?」って言われること自体が辛くなってきて。

しまいには「『大丈夫じゃない』って言ったらどうしてくれんの?

じゃあ助けてくれるわけ?」なんて。

気遣って声を掛けてくれる人にすらココロの中で毒吐く始末。

 
 
 
 

プライベート携帯の着信にも一切応答せず。

「ごめん、携帯忘れてた」

「ごめん、電源ずっと切ってて気付かなかった」

「ごめん、寝てた」

なんてメールをたらいまわしに使いまくり。
 

 

 
 

とうとう耐えられなくなって。

今月何度目かの深夜タクシーの中、1人で泣いた。

 

なんで私こんなに働いてんの?とか

「大事な人より仕事」な自分ってどうなの?とか。

普通25の女がこんなプレッシャーのかかる仕事やるか?とか

 
 
 

一度出始めると止まらない、「かわいそうな私」節(ぶし)。

一度流れ始めると止まらない、涙。

 

 

私、全然、ちっとも、まったくもって、Mじゃないんです。

痛いのは嫌、苦しいのは嫌、怒られるのは嫌、きついのは嫌。

 
 
 

 

『じゃあ、なんでそこまでやんの?』

何度も、何度も、自分に対して繰り返したこの問い。

 
 
 

この仕事が心底嫌になる瞬間が確かにある。

でも同時に。

「この仕事じゃなきゃダメだ」と心底思う瞬間が確かにある。

 

  

 
 

とりあえず。

1000万案件は、鳥肌モノだった。

 

 

 

まるでタチの悪い男に引っかかった女みたいだ。

別れたいのに別れられない。

一度あの『快楽』を味わうと止められない。
 

 
 
 
 
例えまた地獄のような日々がその先にあるとわかっていても。

 
 
 

ふーう。

 
 
 
 
 
やっぱり、ちょっと、とうぶんは見たくない。
 

 
 
 
 

3月の日記は。

・・・そして、今日の日記は。
 
 
 
 
 
 
  

             

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