息抜き。
2003年7月31日日々の息抜きとしてたまに起こる衝動に忠実に従ってもいんじゃないか。
そんなわけで、用賀駅で途中下車。
タクシーに乗って世田谷美術館まで。
「水曜日」「午前中」「雨」「美術館」
この組み合わせ、最高。
受付の人以外誰もいない展示会場。
壁を埋め尽くすような色とりどりの色の中でひとり立ち尽くす。
さっきまでの慌しかった時間がぴたりと止まった。
青は、こんな色だったろうか。
赤は、こんな色だったろうか。
白は、こんな色だったろうか。
黒は、緑は、橙は、黄は。
鮮やかさに圧倒されて思わず俯いた拍子に目に映った
自分のスーツのベージュの曖昧さが悲しかった。
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