コーヒーが飲めない。
2003年7月7日歳を取って、いろんなことを経験して、
たくさんの人のたくさんの価値観に触れて。
以前よりも柔らかくなった気がする、とその人は言った。
「だけど『それもアリだね』『それもアリだね』って
なんでもかんでも受け入れていったその先には
ぼんやりとぼやけたふにゃふにゃの自分しか残っていないような気もする」
尖っていた16歳のあの強烈な一瞬が懐かしい、と呟いた。
何かを得れば何かを失う。
何かを失えば何かを得る。
人間の絶望と希望は主成分が同じなのかもしれない。
なんてことをふと思った日曜日。
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