そんな土曜日。
2003年6月28日チャリで御近所散策中に美味しいうどん屋とマニアックなおもちゃ屋を発見して御機嫌な私だったので突然の新宿の呼び出しにも快く応じたわけだけれども呼び出した当の本人は待たせた挙句に要領の悪さを露呈して散々人ごみの中を歩きまわらせた後やっと空席のある飲み屋に入ったはいいが冷めたマッシュポテトと生ぬるいビールを前に固まっている男との会話など弾む筈もなく質疑応答状態のコミュニケーションに飽きた私はまるでたった今左手首の時計の存在に気付いたような振りをしてそのまま席を立った。
その日私を一番笑わせたのは彼を待ってる間に声を掛けてきたナンパ男。
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