自分のことを
「いくつになっても木に登っては降りられなくなる子どもみたい」
だと君は言った。

そんな君に
「降りられなくて泣くんだったら最初から木に登らなきゃいいのに」
なんてことは言わないけれど。

  

     
えいっと落ちてしまえば草が柔らかく受け止めてくれるかもしれない。

そもそも自分が思っているほど高い木でもなんでもないかもしれない。
  
  


  

  
  

なのに木の上で怯える君のその瞳にはもう何も映ってなどいなくて。
  
  

  

  

  
  
そうして相変わらず容易に的確に私を悲しい気持ちにさせる。
  

  
  

  

  

  

  
君について尊敬するところはその強大なる創造力。

君について辟易するところはその弱小なる想像力。  
  

  


 

           

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