金曜の夜、23時30分。
  
電車に揺られていると突然けたたましく鳴り響く着信音。

いつもの彼女からの呼び出し。

「もしもーし。ひゃっかぁ?今ちょっと落ち込んでてさあー。会えない?」


  
はー。

やれやれ。
  

  
タクシー帰宅覚悟で新宿で途中下車。

彼女は既に相当に酔っていて。
 
私を見るなり「会いたかったあぁ」と甘えた声で抱きつく。
   


  

店の中でビールを一口飲んだ後。

仕事、クビになるかもしれない。と言った。
   
話に相槌をうちながら聞いていた私。
  

  

 
ふいに彼女が真顔になって言う。


  

  
「私はひゃっかのそういう所が嫌いなのよ」


  

  
そこからはもう。

女二人酒飲みながら喧嘩。
 

  
「見下したような顔してさ。いっっっっっつも。」

「見下されてるって思ってたわけ?」
 
「思ってたよ」

「は?なにそれ。それこそ私を見下してない?馬鹿にしてんの?」

「いつも余裕ですって顔して」

「余裕なんて無い。つうか言うか言わないかの違いじゃんか」

「でも」

「なんかすっごい頭くんだけど」


   
以降、酒酔ってて何言ったか覚えてないけど。

本気で腹が立ってビールぶっかけて店を飛び出したい衝動にかられた。


   
しかしこれまた酒に酔ってて覚えてないけど。

なぜか気がつけば2人、サンドイッチを無言でほおばっていて。


  
とりあえず食欲が満たされた後、それぞれタクシーで帰る。
  
ま、そんな夜でした。たしか。
   


  
  
起きて今現在、当然ながら二日酔いなのですが。


重要なことが思い出せないのです。


  

  


  
はて。
   
私達、結局。

仲直りしたんだっけ?


  
   
  

     

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