インターン生と同行。の巻。
2003年3月26日さてさて、もうそんな時期ですか。
やってきましたぴっかぴっかの大学生。
うちの会社、大学生対象にインターンをやっているのです。
といっても実際はうちの会社を受けていて、次通過したら最終、
という言わば「大詰め」にある就活生。
「ひゃっか、午後から同行な。」
ほーい。わかりやした、リーダー。
実は私、去年も同じようにインターン生同行を担当しまして。
一年前同行した学生君はその後うちの会社に内定し、
来月には新入社員君としてやって来ます。
あれから一年か、と思うと感慨深い。
さてさて。本日のスケジュールどうしよう。と、思っていると。
今朝たまたま某大手商社からオーダーが入り、
丁度いいやとオーダーヒアリングに行くことに。
大きなビルの21階、眺めの良い応接室に通されて
私と学生君、2人で人事担当者を待つ。
学生君、かなり緊張している模様。
そこへ人事担当者登場。
私:「申し訳御座いません、
本日は実はインターン生が同行しているんですが」
人事担当者:「へえ。いや、構いませんよ。名刺持ってきますね」
学生君、緊張した面持ちで名刺を受け取る。
そしてオーダーヒアリング開始。
20分後。
「・・かしこまりました。それでは早急に人選させて頂きます。」
終了。
ヒアリングを終えた後、下降するエレベーターの中、
ふと隣を見れば学生君、瞳キラキラ。
「いやーすごいですね!面白い!」連発。
それはよかった。
それからは移動しながらうちの会社のこと、
営業という仕事のこと、
私自身の就活のこと。
いろいろいろいろ聞かれるままに。
就活時代の自分を思い出しながら、
できるだけわかりやすく、できるだけ正直に回答。
「辞めたいって思ったことはあります?」
「ありますよ。」
即答。
それでも学生君、ひるまない。
おお、いいじゃんいいじゃん。
そうだね、全力でうちを受けてみてから。
内定が出た後で入るか入らないかを決めればいい。
選択肢の一つでいい。そんなもんです。
で、インターン終了。
夕方。支社長が私に向かってひとこと。
「お前にとっても良かっただろ?」
・・・。
さすが。
私がトーンダウン気味なのはばればれですか。
「そうですね。私もいい刺激になりました。」
ええ。とっても、ね。
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