憧れのオヤジ。
2003年2月21日うちの支社の平均年齢は20代後半。
支社長すら弱冠33歳。社内全体が若い支社。
なので実は密かに憧れていたり。
赤提灯の灯る汚い居酒屋で
「ひゃっか、営業ってのはよお・・・・」
と猪口を片手に赤い顔で語るオヤジな上司とか。
そして遂にそれに近い人物に出会えました。
うちの会社の某他部署の営業部長。50代半ば。
本日新規クライアントのオーダーヒアリングに御同行頂いたわけですが。
電話で同行をお願いしたときもクライアントの名前すら聞こうとせず。
というかこちらからクライアントの社名を言った際に
(カタカナでしかも長かったのか)
「おれおじさんだから覚えらんねぇよー。
んな名前の長い会社は取引したって契約書作りたくない。」と一蹴。
が、こちらも負けず強引にクライアントとのアポの時間を伝え同行依頼。
ビル前で私と待ち合わせていた部長は、私を見るなりひとこと。
「めんどくせぇなあ」。
私:「クライアントのホームページをプリントアウトしておきました
(とプリントアウトした紙を差し出す)。
先方は医学雑誌出版社、今回編集スタッフを正社員で欲しいようなんです。」
部長:「(紙には触れもせず)ふーん。ま、いってみっか。」
私:「・・・・・。」
まあそんなこんなで。
2人でクライアントの元へ向かったわけですが。
行って応接室に座ってからはそれはもう。
いやーすごいわ、あのキャラクター。
終始こちらのペース。クライアントたじたじ。
商談中に向いのクライアントだけでなく
隣の私に対してまでもギャグをかます余裕っぷり。
そのくせヒアリングすべきポイントはついていて、交渉力は抜群。
大胆不敵。余裕綽々。威風堂々。豪放磊落。傍若無人。
ああいう人が現役営業なんだから、
うちの会社もまだまだ捨てたもんじゃない。
クセのある、でもカッコいいオヤジ。とでもいいますか。
いつか一杯御一緒したいです。是非。
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