こんな日だってある。
2003年1月30日ええ。まあ。
誰にでも「苦手な人」はいるもので。
まだ取引の無い某企業の担当者は50代の女性。
キツイんです。怖いんです。苦手なんです。
電話をかける前、訪問する前。
必ずと言っていいほど胃がしくしく痛みだす。
『目を見ると緊張して上手く話せない』
そうさせるオーラを放っていらっしゃる御方。
しかしどうしても落としたい企業であるのは否めないわけで。
初めて飛び込んで以来約一年半追いかけてきた企業なわけで。
一昨日、勇気を振り絞って電話。
「どうしても会って頂きたいスタッフがいるんです!」
半ば強引に業務打ち合わせをセッティング。
実は業務打ち合わせは今回で3回目。
前回、前々回と立て続けにくらった企業からのNG。
2回目の業務打ち合わせの後、呼び出されて
「ひゃっかさんさ。あんたプロでしょ?
プロってのは会社にとって適したスタッフを人選するもんじゃないの?
こっちだって忙しいんだからさ。時間は無駄にしたくないのよ。
これからは『本当に良い人がいたら』紹介して頂戴。」
今でも思い出すとさくっとオデコに矢が刺さった気がするイタイ御言葉。
さてさて本日はその業務打ち合わせ当日。
いざ三度目の正直!とばかりに普段より3倍丁寧にスタッフを紹介。
業務打ち合わせ後、その担当者から電話が。
「あの人はうちに向いてるかもね。」
「!!ほ、ほんとですかっ」
もちろん事前に会ってこれは、と思ったスタッフだから紹介したのだけれど。
業務打ち合わせが終わった段階では正直どっちに転ぶかわからなかった。
有難うございます、という声が思わず上ずる。
「成長したわね。」
「・・・・・!!」
ユンケルより効く一言。
こんな日だってある。
こんな日だって、あるんですよ。
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