彼女が会社を辞めた理由。?
2001年7月27日最初に彼女が「この会社でやっていけるか不安」と口にしたのは配属されて1週間。5月GW直後でした。
そう、しょっぱなからもうその「予兆」はあったんです。
で、そのときは何が彼女を不安にさせたかというと
「けたたましく鳴り続ける電話」。
派遣会社はひっきりなしに電話がかかってきます。その電話というのは登録スタッフからの場合もあるし、クライアントの担当者からの場合もあるし、はたまた外回りをしている営業社員からの場合もあります。
相手によっていちいち敬語をつかいわけて応対する・・・ちょっと前まで大学生だった新人がうまく話せるはずもなく。
かといって、新人にできる仕事なんて、電話応対くらいしかない。ベルが鳴ればすぐにとらなければならない。
支社に来て間もないのだから緊張も並々ならぬもので。ベルの音が怖かったですね、あのころは。
加えて電話に出ても内容がわからない。どう応対すればいいのか、その判断ができない。
わからないことづくしで電話が苦痛だと彼女は言っていました。
→つづく。
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